東京五輪に向けた交通規制によるユーザーへの影響について、アプリ上で緊急告知を行いCX向上(JapanTaxi)|App
2020年の東京五輪に向けて、オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が2019年夏に一部地域において交通規制試行を実施しました。本規制によりタクシー配車に影響が出る可能性がありましたが、交通規制試行の告知から実施までのスケジュールがタイトだったこともあり、アプリ上でのユーザーへの告知をネイティブ実装するための開発工数がなかなか取れないという課題がありました。
- 課題
- タクシー配車に影響する交通規制をユーザーにお知らせしたい
- 施策
- タイトなスケジュールの中でシステム改修やユーザーへの告知を実現
- 結果
- 問い合わせを受ける前に最適な案内を出すことでCX(顧客体験)を向上
課題タクシー配車に影響する交通規制をユーザーにお知らせしたい
2020年の東京五輪に向けて、オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が2019年夏に一部地域において交通規制試行を実施しました。本規制によりタクシー配車に影響が出る可能性がありましたが、交通規制試行の告知から実施までのスケジュールがタイトだったこともあり、アプリ上でのユーザーへの告知をネイティブ実装するための開発工数がなかなか取れないという課題がありました。
施策タイトなスケジュールの中でシステム改修やユーザーへの告知を実現
交通規制試行の当日はタクシー配車に影響が出る可能性があったため、当日の該当時間は配車受付停止を行いました。その対応として①システム上で配車受付停止などの改修、②ユーザーへの告知、の二つの対応が必要でしたが、開発リソースは①に集中し②はKARTEの運用担当が接客作成〜公開を担当することで、タイトなスケジュールの中でもシステム改修やユーザーへの告知を実現しました。
結果問い合わせを受ける前に最適な案内を出すことでCX(顧客体験)を向上
リソースを分担することで必要な対応を全て完了することができたため、タクシー会社への無駄な注文の回避やユーザーからの問い合わせを最小限に抑えることができました。また、ユーザーから問い合わせを受ける前に最適な案内を出すことでユーザー体験の損失を避けることができました。
インタビューイー
JapanTaxi株式会社 / 「JapanTaxi」アプリ
「移動で⼈を幸せに。」をミッションに展開している800万DL超の⽇本No.1タクシーアプリです。全国47都道府県で、アプリマップ上で指定したピン位置にタクシーを⼿配します。Google Mapsや⾳声AIなど様々な注⽂チャネル、オンライン決済、経費精算などにも対応しています。