カゴ落ちのタイミングに合わせ買いを訴求、CVR平均10%増に(ショップチャンネル)
ショップチャンネルでは日々価格が変動する「本日限定価格」の商品を販売しています。翌日になると価格が変わってしまうため、カートに商品が入ったままのユーザーに対して当日中に知らせる必要がありました。そこで、他のECサイトの「カゴ落ち抑止施策」などを参考に様々な施策を試しましたが、期待を超える効果が出ておりませんでした。
- 課題
- サービス利用ユーザーの興味関心に沿ったカゴ落ち抑止施策を実施したい
- 施策
- 常連と新規のそれぞれに、カートの商品を確認したタイミングで、合わせ買い訴求のポップアップを表示
- 結果
- 常連と新規、いずれでもCVRが約10%増に
課題サービス利用ユーザーの興味関心に沿ったカゴ落ち抑止施策を実施したい
ショップチャンネルでは日々価格が変動する「本日限定価格」の商品を販売しています。翌日になると価格が変わってしまうため、カートに商品が入ったままのユーザーに対して当日中に知らせる必要がありました。そこで、他のECサイトの「カゴ落ち抑止施策」などを参考に様々な施策を試しましたが、期待を超える効果が出ておりませんでした。
施策常連と新規のそれぞれに、カートの商品を確認したタイミングで、合わせ買い訴求のポップアップを表示
何を購入するかを決めたユーザーに響く訴求内容は、商品カテゴリによっても変わるという事例も参考に、ショップチャンネルとしてのベストな訴求を模索していました。その中で、カートに残っている商品を知らせる代わりに、合わせ買い訴求の施策を指定のターゲットに実施しました。具体的には、カートに商品が入っているユーザーのうち、購入回数が一定以上の「使い慣れているユーザー」(常連)と一定未満の「利用初期のユーザー」(新規)に対し、カートの中身を確認したタイミングで「お買い忘れはありませんか?」と合わせ買いを訴求するポップアップを表示しました。
結果常連と新規、いずれでもCVRが約10%増に
使い慣れている層(常連)、利用初期の層(新規)のいずれでもCVRが約10%増となりました。実際の店舗でも商品を購入する際に「他の商品もご覧になりますか?」と聞かれることがありますが、WEB接客でも実店舗での接客と同様に、ユーザーのベネフィットや、ユーザーが心地よいと思える接客を考えることが重要であると改めて思い知らされました。
インタビューイー
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