ユーザーインサイトに基づいて施策を改善するために、アンケートを活用(RakutenTV)
RakutenTVが付与しているクーポンは全ユーザーが利用できる特典であるにも関わらず、クーポン利用率が低いことが課題になっていました。
- 課題
- クーポン利用率が低い原因を探りたい
- 施策
- アンケート機能を活用して”ユーザーの感覚”を知る
- 結果
- ユーザーの感覚に基づいた正しい施策改善のインサイトを発見
課題クーポン利用率が低い原因を探りたい
Rakuten TVではユーザーが誰でも使えるクーポンを付与してバナーやポップアップで訴求しています。しかし、全ユーザーが利用できる特典にも関わらず、クーポンの利用率が低いことが課題になっていました。そこで、クーポンの利用率が低いことに対して、クーポンの金額に魅力を感じていないのではないのか、そもそもクーポンの存在を認識していないのではないかという2つの仮説を立て、原因を探ろうと考えました。
施策アンケート機能を活用して”ユーザーの感覚”を知る
原因を探るためにKARTEのアンケート機能を利用し、クーポンに対するユーザーの感覚を聞こうと考えました。「クーポンが付与されていることに気付いていますか?」「クーポンはお得に感じますか?」と質問するシンプルなアンケートを実施しました。
結果ユーザーの感覚に基づいた正しい施策改善のインサイトを発見
シンプルなアンケートでありながら、1ヶ月で4000件程度の回答が集まり、クーポンをお得に感じている人は6割いる一方で、クーポンの付与に気付いていない人が8割いることがわかりました。ユーザーがクーポンに気付いていないことが原因で利用に繋がっていなかったことが分かり、今後の施策改善のための重要なインサイトを得ることができました。もしもKARTEのアンケートを使わずに仮説を確かめないまま施策を考えていたら、クーポンの金額を無闇にあげるなど的外れな改善を行ってしまう可能性もあり、「ユーザーの感覚を知る」ということの重要さを再認識しました。
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マーケティング未経験者がKARTEと向き合った1年間。ユーザーを見つめ、“親切さ”を届ける「Rakuten TV」の思い