お客様が好みの商品やコーディネートと出会えるよう、STAFF STARTとKARTEを連携
三陽商会の公式通販サイト「SANYO i store」では、お客様のご要望から、STAFF STARTとKARTE Datahubを連携し、お客様に好みの商品やコーディネートと出会いやすいようにしています。結果、より楽しんでお買い物いただけるようになり、平均PV数や滞在時間が約2倍になりました。
- 課題
- 商品やコーディネートの参考になる写真を増やし、お客様の声に応えたい
- 施策
- 様々なデータを連携し、お客様が好みの商品やコーディネートと出会える機会を増やす
- 結果
- より楽しんでお買い物をしていただくことができ、PV数、購入率ともに向上
課題商品やコーディネートの参考になる写真を増やし、お客様の声に応えたい
STAFF STARTとは、店舗スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐付け、ECサイト上に表示することができるサービスです。
もともと商品ページは、外国人モデルの写真が多かったため、お客様アンケートでも日本人モデルの写真やスタッフのコーディネートが見たいという声が多くみられました。そこで、お客様が参考にしやすい写真を増やすため、STAFF STARTを導入し、KARTEと連携させました。
施策様々なデータを連携し、お客様が好みの商品やコーディネートと出会える機会を増やす
お客様が自分の好みの商品やコーディネートと出会いやすくするため、閲覧している商品IDやスタッフID、POSにあるオフラインデータなどをKARTE Datahubを通じて、STAFF STARTと紐付けました。そうすることで、お客様の好みにあったコーディネートや、関係性のあるスタッフのコーディネートを表示することができました。
結果より楽しんでお買い物をしていただくことができ、PV数、購入率ともに向上
お客様の声に応え、必要とされている情報を提供でき、より楽しんで商品を選んでいただけたのではと考えています。実際、コーディネート写真を表示させたパターンは、そうでないパターンと比較して平均PV数で195%、平均滞在時間で190%と向上し、商品の閲覧から購入に至る確率も2倍近くに向上しました。
(例:調査期間:2020年10〜11月、対象ユーザー:該当期間にサイトを訪れたユーザー)
また、この機能をイチから開発した場合、かなりの時間と費用が掛かりそうだったのですが、KARTEを使うことで簡単に実装することができました。