KARTEのサポートコンテンツ「KARTE Academy」がリニューアル!顧客体験の考え方から実践までをより学びやすくなりました
2021年4月にKARTE Academyがリニューアルしました。KARTE Academyは、KARTEの活用にとどまらず、Webサイトやサービスを通じて届けたい顧客体験を実現するための考え方や実践方法を発信している場です。今回はこのリニューアルをした背景や具体的な使い方についてご紹介します。
2021年4月1日、KARTE Academyがリニューアルしました。KARTE AcademyはKARTEをご利用いただいている方をサポートするコンテンツのひとつで、KARTEの使い方にとどまらず、顧客体験の考え方やデザインについて学ぶことができます。
今回の記事では、リニューアルに至った背景や、具体的にKARTE Academyで学べる内容などを開発を担当した渡部と萩谷がご紹介します。
顧客に届けたい「よい体験」をデザインし、実現する力を身に付ける
KARTE Academyは、KARTEをご利用いただいているKARTE Friendsをサポートするためのコンテンツです。他にもKARTEの運用をサポートする場としてサポートサイトもありますが、サポートサイトが具体的な設定方法や細かい仕様について紹介する場となっているのに対し、Academyは使い方に留まらず、顧客体験の考え方からデザインの方法などを紹介する場となっています。
なぜなら、私たちは、KARTE Friendsの方々にKARTEを活用することを目的にするのではなく、Webサイトやサービスを通じて届けたい顧客体験を実現するために、KARTEを活用していただきたいと考えているからです。
そのため、Academyでは、顧客体験の向上を実践する際に役立つ情報を発信していきたいと考え、課題設定の考え方や事業に沿った目標設定の方法など、KARTEに直接関係しないコンテンツも載せています。
体系的に学びやすくリニューアル
ここからは、KARTE Friendsの方々によりよい顧客体験を生み出していただくために、今回のリニューアルではどのような点を改善したのかをご紹介していきます。
以前までのAcademyは、コンテンツの一覧性を重視したページ構成でした。
以前のAcademyのコンテンツ一覧
そのため、一覧からコンテンツを探しやすい反面、進捗の確認ができる機能がないため、特定のコンテンツを学んでいただいても、顧客体験の考え方から施策の実行までを学びにくい状態でした。
ひとつのコンテンツだけでは、よい顧客体験を考え、実践に落とし込むところまで学ぶことはなかなか難しいです。そのため、複数のコンテンツを一連の流れで学んでいただきたいと思い、今回のリニューアルでは、KARTE Friendsが体系的に学びやすいように、リニューアルをしました。大きくは、下記のような改善を行いました。
- コンテンツを整理、追加し、章立てられたコースを用意(新規のコンテンツと併せて全38コースを予定)
- カテゴリーから自分にあったコースを探せすことができる
- ダッシュボードで全体の進捗を確認できる
具体的なKARTE Academyの使い方
学びたいコースを探す
目的、プロダクト、スキル3つのカテゴリーから探すことができます。
目的からは、基本設定、ユーザーを知る、施策の配信など、KARTEで具体的にやりたいことから探すことができます。デザインのコースなど、KARTE以外でも幅広く活用できる知識を学べるコースもご用意しています。
プロダクトでは、 KARTE Action、KARTE for Appなど、プロダクトから探すことができます。
スキルでは、身につけたいスキルから選ぶことができます。現在はデザインのみですが、今後はHTML、CSS、SQLなどプログラミングスキルなども追加していきます。
コースの内容を確認する
コースをクリックすると、想定時間や受講をおすすめしたい方、全体のカリキュラム、講師であるプレイドメンバーの説明を見ることができます。
実際にコースを学ぶ
コース内のステップに沿って、スライド資料や動画を見ながら進めていきます。左側で、全体の構成と、進捗を確認することができます。
ダッシュボード画面で進捗を確認する
進行中・完了などに分けて、コースを確認することができます。途中で終えてしまったコースを再開したい、以前に学んだコースを復習したいと思ったときなど、すぐに確認することができます。
フィードバックをお待ちしています!
KARTE Academyは顧客体験を向上するための『教科書』と捉えていただき、KARTEでの施策だけでなく、顧客体験を向上させる施策を検討、実施するにあたり「何からやればいいかわからない」と悩んでいる方や、CX向上について体系的に学びたいと思っている方におすすめです。
一方、サポートサイトはKARTEを活用するための『辞書』として、KARTEの設定方法や細かい仕様がわからないときに使う、といった使い分けをしていただくといいかと思います。
他にも、 KARTEに携わるエンジニア向け情報ポータルDeveloper Portalや、KARTE Friends同士で質問や意見交換ができる Community、エンジニア同士で交流できるForumといった、KARTEの利活用はもちろん、顧客体験の向上を実践する際に役立つコンテンツもご用意しています。必要な場面に応じて、使い分けてくださいね。
今後も、KARTE AcademyをFriendsのみなさんにとってより有意義な場所にするべく、改善を続けていきますので、ご利用いただく中で何かご意見・ご要望などがあれば、フィードバックをいただけるとうれしいです!もちろん感想だけでも大歓迎です。尚、コース終了後のページでフィードバックを送ることができますので、ぜひご利用ください。
KARTE Academyはこちらからアクセスできます。