登録後ユーザーに異性会員の一覧ページへ誘導することで「いいね」を促進し出会いを創出(paters)|App

マッチングプラットフォームpatersでは、「いいね」の流通が増えることで会員同士の会話のきっかけが生まれ、出会いを創出できます。ですが、自分から異性を積極的に探しているユーザーほど「いいね」する一方、そうでないユーザーにはなかなか活用されていませんでした。より多くのユーザーに「いいね」を活用してもらうための施策を実施しました。

課題
積極的でないユーザーにも「いいね」を活用してもらうことで出会いを促進したい
施策
会員登録からの経過期間ごとに「いいね」訴求のABテストを実施
結果
最大85.9%の「いいね」数増加に寄与

課題
積極的でないユーザーにも「いいね」を活用してもらうことで出会いを促進したい

patersにおいて、興味のある相手におくる「いいね」機能は会員同士の挨拶のような役割を果たしています。この「いいね」の流通が増えることで会員同士の会話のきっかけが生まれ、出会いを創出できます。ただし、現状は会員一覧画面と足あと画面が「いいね」できる主要な導線であり、自分から異性を積極的に探しているユーザーほど「いいね」する一方、そうでないユーザーにはなかなか活用されていませんでした。実際に、会員登録後の「いいね」のアクション数がその後のマッチングやリテンションに寄与することがわかっていたため、より多くのユーザーに「いいね」を活用してもらうための施策を検討していました。

施策
会員登録からの経過期間ごとに「いいね」訴求のABテストを実施

積極的なユーザーは自ら会員一覧画面や足あとの画面から興味のある異性を探して「いいね」することができますが、そうではないユーザーや、興味のある異性が見つからなかったユーザーは「いいね」をすることなくサービスを離脱してしまいます。そこで、これまで気づけなかった異性との出会いのきっかけを創出するために、会員登録したユーザーを会員紹介ページへポップアップで誘導する施策を配信しました。また、登録後1ヶ月以内、1ヶ月〜2ヶ月以内、とユーザーを期間ごとに分けてABテストをすることで、効果が最大化できるタイミングの検証を行いました。

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結果
最大85.9%の「いいね」数増加に寄与

今回特に施策ターゲットとして注目していた、登録後1ヶ月以内、1ヶ月〜2ヶ月以内の女性会員において、それまでの「いいね」数と、この施策経由の「いいね」数を比較した結果、登録後1ヶ月以内の女性会員では85.9%増、登録後1ヶ月〜2ヶ月以内の女性会員では83.3%増という結果につながりました。また、今回のような細かなセグメントごとのABテストを開発工数なしで実現できた点も評価しています。
(調査期間:2019年4月〜12月の実績を、施策実施後の2020年1月〜2月の平均値と比較。調査者:株式会社paters)

インタビューイー

南園 秀人 様

株式会社paters / paters

https://paters.jp/

株式会社paters(ペイターズ)は、自分の経済状況やバックグラウンドに左右されず、誰もが自分の夢を追いかけられる世界になってほしいとの願いから、人生の変わる出会いがたくさん生まれる社会を目指して、従来のマッチングアプリでは叶わなかったプラスαの出会いを実現するマッチングプラットフォーム、「paters(ペイターズ)」を運営しています。

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