KARTEの「即時性」と「拡張性」を生かして、新たなニュース体験を届ける——「TBS NEWS DIG」が目指す、日常でも非常時でも頼られるアプリ
TBSをキー局とするJNN28局によるニュースプラットフォーム「TBS NEWS DIG Powered by JNN」は、2022年4月18日にWebサイトを、同年10月にはアプリをローンチ。アプリにはKARTE導入し、ユーザーの行動分析やアプリとニュース番組と連動させたリアルタイムアンケートなどを展開しています。今回はKARTE導入の経緯や活用後の効果を伺いました。
TBSをキー局とするJNN28局が取材したニュースを統合した「TBS NEWS DIG Powered by JNN」は、2022年4月18日にWebサイト(以下、「NEWS DIG」)を、そして同年10月にアプリ(以下、「NEWS DIGアプリ」)をローンチしました。国内外の幅広い取材網を駆使し、テレビでは伝えきれないニュースの真相を深掘りしたニュースコンテンツや、正確な防災情報を国内最速レベルで提供しています。
その豊富なコンテンツと情報の信頼性から、MAUを順調に伸ばしている「NEWS DIGアプリ」について「より多くのユーザーに利用してもらうためには、ユーザビリティの強化やユーザーとの接点を増やす必要性を感じていた」と、NEWS DIG企画開発室の赤川史帆さんは語ります。
KARTE導入以降、ユーザーの行動分析や、アプリとニュース番組と連動させたリアルタイムアンケートなど、積極的な取り組みを続けるNEWS DIGアプリ。「正確性」や「即時性」が求められる報道機関のアプリにKARTEがなぜ選ばれたのか。
「どんなときにも信頼して活用していただけるアプリを目指していきたい」と語る赤川氏に、KARTE導入の経緯や活用後の効果について話をお聞きしました。
「アプリだからこそ」提供できる価値を追求
まずは、「NEWS DIGアプリ」の特徴について教えてください。
「NEWS DIGアプリ」
Webサイト「NEWS DIG」のニュース・深掘り解説をベースに、アプリならではの要素として、最新の防災情報の発信に力を入れていることが特徴です。
私たちはアプリを、テレビの前にいない人に対して情報を届けるための新しいインフラだと捉えています。報道機関の使命は、今起きていることを多くの人に伝えること。情報を伝える手段をテレビに限定するのではなく、幅広い手段でその使命を果たすことが大切だと考えています。
テレビはあらゆる情報をマスに届けられる強みを持っていますが、移動中や通勤中など、テレビの前にいない方々にはリアルタイムで情報を届けられません。アプリはテレビのそういった弱みを補い、別の角度から多くの人に「今」を伝えられる手段だと考えています。
株式会社TBSテレビ NEWS DIG企画開発室 赤川史帆さん
アプリ「だからこそ」できることがある。
はい。特に「パーソナライズした情報を届けられること」は、アプリの大きな強みです。
たとえば、関東大震災から100年の節目を迎えた2023年9月1日、防災の日に合わせて、地震による揺れをリアルタイムに確認できる「強震モニタ」という凄い機能を実装しました。この機能は、地震が起こった際、実際の揺れがどう広がっているかを可視化するものです。ユーザーのいるエリアで揺れが検知されたときにいち早くアプリへ通知し、「いま」「どこが」「どれくらい」揺れているのか地震の揺れを日本地図上で見ることができます。緊急地震速報が発表されたときは、ユーザーのいる場所が「あと何秒」で「どれくらい揺れるか」の情報を合わせて伝えています。
テレビは均一の情報をたくさんの方に届けることができますが、有事に求められるのは、一人ひとりの状況に応じたより細かくて正確な情報です。そういった情報をユーザーに届けられるのが、アプリで情報発信する大きな利点だと考えています。
「強震モニタ」のデモ画面。地震が発生した際、どれくらいの揺れが、どれくらいのスピードで広がっているのかをリアルタイムで確認できる。
また、これはWebサイトにも同じことが言えると思いますが、複数のコンテンツを同時に届けられることもアプリの利点の一つです。基本的にテレビ放送では、複数の異なる情報を届けることはできません。だからこそ、放送では今伝えるべきことは何かを吟味し、凝縮した内容をお伝えしています。一方アプリでは同時に複数のコンテンツを配信できる。ここも、テレビにはないアプリの特徴だと捉えています。
「NEWS DIGアプリ」を通して、ユーザーにどんな体験を提供したいと考えられていますか?
一つのニュースに対して、複数の視点に触れられる体験を提供したいです。いろいろな価値観に触れ、「あのニュース見た?」と大切な人や友人に話すきっかけになるようなコンテンツを配信したい。たとえば、教育に関するニュースを取り上げるなら、そのニュースの背景にある政治経済の話題も届けるなど、有機的につながるコンテンツづくりを進めていきたいと思っています。
また、「強震モニタ」は有事の際に一人ひとりに合った情報を届けるための機能ですが、日常時にも一人ひとりに合った情報を届けていきたい。ただ「一人ひとりに合った情報」と言っても「それがどんなものなのか」「自分がどんな情報を必要としているか」は、実はユーザー自身も理解していないことが多いと感じています。
例えば定食屋さんで、「あなたのための定食をつくります。お米の品種から、お味噌汁に使う味噌まで自由に選んでください」と言われても、何をどう選べば良いかわからず困ってしまいますよね。たしかに徹底的にパーソナライズされた定食になるのかもしれませんが、それでお客様が満足するわけではないはずです。
大事なことは、ある程度はオススメとして選択肢を絞った上で「その中でも、特にこれがあなたに合っていますよ」と提案することなのではないかと。そんな風にコンテンツを届け、ユーザー一人ひとりが「本当に必要とするニュース」に触れられる体験を提供したいと考えています。
「アプリ開発未経験」からの、新たな挑戦
赤川さんは、なぜ「NEWS DIG」に携わることになったのですか? これまでの経歴と併せてお聞かせください。
新しいチャレンジがしたいと思い、「NEWS DIG」の担当を希望しました。私がTBSに入社したのは2009年。最初の配属は報道局で、報道カメラとしてニュースやドキュメンタリーの撮影を担当していました。入社2年目に起きた東日本大震災をきっかけに、防災への想いを強く持つようになりました。
その後、ニュース番組のディレクターや社会部の記者などを経て、ニューヨーク支局で再び報道カメラを担当。帰国後、新たに「NEWS DIG」を立ち上げるという話を耳にし、デジタル編集部への異動を希望しました。現在はNEWS DIGの防災コンテンツの企画や開発ディレクションなどを担当しています。
では、「NEWS DIG」に関わるようになるまで、アプリなどのサービス開発に携わったことはなかった?
そうですね。自信を持って「まったくの素人だ」と言えます(笑)。
「NEWS DIG」に関わるようになったのは、どのようなタイミングだったのですか?
リリースの約5ヶ月前です。「防災コンテンツの担当をよろしく」といった感じでボールを渡されたのですが、Webやアプリのサービス開発はまったくの未経験だったので、何から手を付ければいいのかすらわからない状態からのスタートでした。
とにかくインプットを増やさなければならないと思い、まず取りかかったのが「防災情報の伝え方」の見直しです。テレビ放送とアプリでは媒体が異なるので、当然、防災情報の伝わり方が異なります。まずは気象庁や国交省、自治体が公開している資料をダウンロードし、最新の防災情報はどのように伝えられているのかを調べ始めました。
インプットが進み、コンテンツ周りの業務は整理できたものの、気づけばリリースが数ヶ月先まで迫ってきていて、機能開発の面でもしっかりと全体を見ながらのディレクションの強化が必要だなと。そうして、コンテンツの企画だけではなく開発のディレクションも担当するようになったんです。
即時性と拡張性に優れたKARTEだからこそできた、アプリとテレビ番組の連動施策
無事アプリをローンチされたのち、KARTEを導入いただきました。その経緯を教えてください。
「NEWS DIG」と「NEWS DIGアプリ」はローンチ以降、順調に成長しています。「NEWS DIG」は、ローンチから4ヶ月で1億PVを記録し、2023年8月には過去最高となる2億5,000万PVを突破。また、「NEWS DIGアプリ」は2023年4月以降、民放テレビ局が展開するニュースアプリの中でMAU1位を記録しています。しかし、より多くの方に利用してもらうためには、コンテンツを充実させるだけでなく、ユーザビリティも向上させる必要があると感じていました。
ニュースコンテンツと防災情報を両立し、私たちが理想とするユーザー体験を実現するためには、ユーザーの動きを精緻に見ていく必要があります。さらに、今後の成長を見据えて、データ基盤を整備しなければいけないという思いもありました。
その上で、データの正確性やツールとしての堅牢性など、安心・安全なツールを探していたところ、KARTEと出会ったんです。
KARTEを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
「パーソナライズ」と「即時性」、あとは「拡張性」の高さですね。データを取得するだけであれば、他のツールでも可能かもしれませんが、データ収集はあくまでも顧客体験を向上させるための手段でしかありません。拡張性が高いKARTEであれば、データを元にさまざまな選択肢の中から施策を実行することができる。そこが大きな魅力です。
そのようなKARTEの強みが生きた施策があれば教えてください。
「KARTE for App」を用いたアンケートを実施した際、その強みを実感しました。KARTEを導入した頃、夜の報道番組「news23」のリニューアルが進んでいて、テレビとアプリを同時に視聴しながら、ニュースを届ける新たな体験を模索していました。
そこで、番組放送中、特定のニュースに関するアンケートをリアルタイムに実施する「みんなの声」というコンテンツを「NEWS DIGアプリ」に実装。加えて、「KARTE Craft」でそのアンケート結果を即時集計する機能を新たに開発し、アンケートに回答してくれたユーザーが「自分の立ち位置」を把握できるように結果を表示しています。たとえば、住んでいる地域や年代など、「自らと同じ属性を持つ方の何%が自分と同じ意見で、何%が違う意見を持っている」ということを一目でわかるようにしたわけです。
なぜKARTE Craftを導入しようと考えられたのでしょうか。
番組リニューアルの担当者とも「従来のテレビ放送だけではできないことをやろう」と話しており、これを実現するためにはリアルタイムでデータを処理できるKARTE Craftが必要だと判断しました。「NEWS DIGアプリ」内でアンケートを取り、その結果を番組内の新たなコーナーで取り上げることは決まったのですが、報道番組でアンケート結果を公表するからには、ユーザーの信頼に直結する情報の正確性と表示の即時性は絶対に担保しなければなりません。アンケートに対する回答から結果の集計に時間がかかると生放送でのコーナーが成立しませんし、アンケート結果の発表にタイムラグがあると、鮮度が落ちてニュースの意味合いや文脈が変わってしまいます。
プレイドのみなさんに、アプリでのアンケートと報道番組を連携させる企画を考えていると伝えたところ「KARTE Craftという新しいプロダクトがありますよ」と。詳しくお話をうかがってみると、KARTE Craftを導入すれば、サーバーレスでKARTEにない機能やアプリケーションを開発できると知りました。具体的に言えば、アプリケーションの開発環境がプラットフォームとして提供されるので、インフラの設計や保守管理を気にせずに目的に応じた機能開発ができる。
実際に触ってみたところ、その安定性やデータ連係のスピードに驚きました。従来であれば、アンケートを実施して集計するには、一定時間ごとにバッチ処理をするしかなく、どうしてもタイムラグが生まれてしまう。しかし、KARTE CraftがあればKARTEのリアルタイム解析基盤を生かす機能を容易に開発できるので、アンケートのリアルタイム集計機能が実現できる。それを知り、導入を決めたんです。
この施策によって、どんな効果が得られたのでしょうか。
新たな施策を始めた直後は、アンケートの回答数は数百件でリーチが限られていましたが、KARTEから得られるデータをもとに改良を重ね、今は安定して2,000件以上の回答が得られるようになりました。
またこの施策を通して、直接的にアンケートに関わる記事はもちろんのこと、アンケートに回答してくれた方々が「NEWS DIGアプリ」内の関連記事も閲覧してくれていることがわかっています。アンケート企画は、「ユーザーにニュースについて考えるきっかけを提供する」という当初の目的を果たすだけではなく、「NEWS DIGアプリ」全体の閲覧数向上にも寄与してくれているんです。
テレビ番組を制作されている方々の反応はいかがでしたか?
立場によってニュースの見方が違うという事実をリアルタイムに知ることによって、新たな発見が生まれた、という声をもらいました。「こういう属性の方は、このニュースをこんな風に受け取るんだろうな」という予想はあるものの、それはあくまでも作り手側の想像でしかありません。
KARTEを用いたアンケート結果を見ることは、これまで漠然としか見えていなかった視聴者一人ひとりの意見を知ることにつながり、視聴者参加型の番組づくりを進める上で重要な要素になっています。
KARTEに“取材”し、刻々と変わる状況に合わせた施策を試す
かなりKARTEを有効に活用いただいているんですね。
そうですね。しかし、初めからうまくいったわけではありません。先ほど申し上げたように、私自身アプリ開発に関しては素人でしたし、チーム内にもKARTEに関して知見を持っているメンバーはいませんでした。
「拡張性」をKARTEの特徴として挙げましたが、本当に機能が多いんですよね。「こんなことがやりたい」と思っていても、どの機能とどの機能を組み合わせれば実現できるのか、当初は検討もつかない状態でした。だからこそ、プレイドやKARTEのオフィシャルパートナーであるSORAMICHIのみなさんの伴走は不可欠でしたし、チーム全体でワイワイ言いながら検討を重ねられたことが大きかったですね。1つのチームとして取り組んでいただき、とてもありがたかったです。
導入が決定してから定例会議を設けて、「こんなことをやりたいと思っている」と要望を伝え、その要望に応じてプレイドやSORAMICHIのみなさんが設計に関するアドバイスをくれました。アンケートをベースにした視聴者参加型のコーナーを開始する期日は決まっていたので、なんとしてでもその期日までに運用を開始しないといけないという苦しい状況の中、ゴールに向かって一直線に走り抜けられたのは、みなさんの支援があったからこそだと思っています。
実際にKARTEを活用してみての所感をお聞かせください。
インターフェースが優れているため、私のように経験がないユーザーでもすぐに使いこなせる点がいいなと感じました。というのも、現在は私が中心となりKARTEを運用しているのですが、ゆくゆくはより多くのメンバーがKARTEを使い、コンテンツ制作に生かしていかなければならないと思っています。
我々の強みは取材力です。当然、その力はデジタルコンテンツの制作にも生かすことができます。しかし、デジタルコンテンツの「届け方」に関するノウハウは蓄積されていません。
みんながさまざまなデータに触れ、そのデータを元に新たな施策にトライしていかなければならないと思っているので、「誰にとっても使いやすいこと」は重要なポイントだと感じています。
TBSならではのKARTE活用法があれば教えてください。
報道機関の私たちならではと言えるかもしれませんが、KARTEに蓄積されるデータを分析する上で、まずは手作業で見当をつける時間をとっています。具体的には、KARTEのダッシュボードに表示されるデータを手書きで記録しながら、「どのタイミングで取り組んだ施策が、どれだけの効果を生んでいるか」を検証したんです。
もちろん、最終的には自動化していくのですが、刻一刻と変化するさまざま数値を抽出し、それを比較し、どの施策にどれだけの効果があったのかを検証するためのシステムを構築するのには、まずは何が本質的な要素かをいち早く見抜く必要があります。幸いKARTEで解析するデータ自体は目の前にあるので、それを生かさない手はありません。まずは自らの手をアナログに動かして、KARTEのデータに潜むポイントを自分たちで見出して検証するプロセスを実行しています。
言うなれば、私たちがKARTEに“取材”をしているわけですね。その“取材”を通して、施策の検証とフィードバックを繰り返しています。正直なところ地味で手間はかかるし、ともすれば徒労に終わってしまうこともある。でも前向きな意味で、私たちは慣れているんです。こういうことに。報道の取材現場って上手くいかないことの連続ですから。
報道機関ならではのアプローチですね。KARTEを導入する前後では、どのような変化がありましたか?
データを見るのが楽しくなりましたね。データが蓄積されることで、一つの施策に対してもさまざまな見方が生まれますし、リアルタイムでユーザーの動きを知ることで、新たな発見が生まれます。発見があると今度は「KARTEを使えば、さらにこんなことがわかるかもしれない」と期待値も高くなっていく。
さらに具体的なデータを示せるようになったことで、施策の有効性などを客観的に説明して、社内からの理解を得られるようになりました。データを元に施策の良し悪しが判断できるようになったことで、「全体的にはうまくいっているものの、ここは少し数値が悪化している。そこに課題があるのではないか」と、ボトルネックの抽出も可能になりました。
「いつでも」信頼を寄せられるアプリを目指して
今後、KARTEを活用して取り組みたいことを教えてください。
「NEWS DIGアプリ」の良さを、より多くの方に知ってもらいたいですね。アプリによって、同時に複数のコンテンツを配信できるようになった一方で、ユーザーが見られる情報はあくまで画面に映っているものだけです。
まだまだ見てほしいコンテンツや、利用してもらいたい機能がある。ユーザーとさまざまな接点をつくりながら、それらをしっかりと届けていきたいと思っています。そのために、KARTEの活用を推進していきたいですね。
さらに、リアルタイムなデータを収集できる強みを生かして、災害情報をはじめとした、いま必要な情報を適切に表示することにも注力していきたいと考えています。
私自身、東日本大震災の現地取材を重ねる中で、大きな地震が起きたり、津波の情報が発表されたりしたことがあります。頭では防災時に取るべき行動を理解していたとしても、体はすぐに動きませんでした。頭も体も一瞬フリーズしてしまうんです。即座に的確に動くことって、とても難しいんです。
だからこそ、アプリで今必要な情報を提供し、身を守るための行動を後押ししていきたい。もちろん、命に関わることなので実現に至るまでのハードルは高いのですが、リアルタイムのデータを用いて一人ひとりに寄り添った体験を届けていきたいです。
最後に、今後の展望について教えてください。
中長期的には、日常から緊急時まで信頼して使っていただけるような、フェーズフリー(「平常時」と「災害時」という社会のフェーズにかかわらず、その価値を発揮すること)なアプリを目指しています。
そのためにも「非常時にも頼れる情報元だ」と認識されることが重要だと思っているんです。というのも、私たちは放送局として報道番組だけでなく、バラエティやドラマ、スポーツなど、さまざまなコンテンツを発信しています。そういった楽しいコンテンツに触れるのは、日常の場面ですよね。でも災害っていつ起きるかわかりません。
ドラマなどのコンテンツをリラックスして楽しんでいただくためにも、いざというときには必要な防災情報をいち早くお届けしなければならない。有事には必要な情報が届くという信頼関係がなければ、ユーザーは安心してコンテンツを楽しむことはできないと思っています。
「ここを見ていれば、非常時にも必要な情報を提供してくれる」という安心感があるからこそ、笑ったり楽しみながら幅広いコンテンツを楽しめる。アプリも一緒だと思っています。非常時における有用性をしっかり担保することを通して、日常においても安心して気になる情報を深掘りできる体験を提供していきたいです。