ココナラ、ウフル、CAMが登壇 | KARTE Hackers vol.1
2019年7月4日に、KARTE Hackers vol.1を開催しました。以前に『KARTE 魔改造の会(仮)』として開催した内容をリニューアルしたもので、KARTE接客サービスやデータ連携などに関するカスタマイズ自慢のできる方を集め、ディープに語り合う会として企画しました。
2019年7月4日に、KARTE Hackers vol.1を開催しました。以前に『KARTE 魔改造の会(仮)』として開催した内容をリニューアルしたもので、KARTE接客サービスやデータ連携などに関するカスタマイズ自慢のできる方を集め、ディープに語り合う会として企画しました。
今回は、株式会社ココナラ、株式会社ウフル、株式会社CAMの3社にご登壇いただき、エンジニアリングによってKARTEの使い方を拡張するような各社の取り組みや事例を共有していただきました。また、KARTEを提供するプレイドからも、KARTE拡張の事例やエンジニア向けアップデートの紹介をさせていただきました。
今回の登壇者
- 「ココナラ」を運営する株式会社ココナラの加藤さん
- 多くの企業のサイト制作やデジタルマーケティングを支援する株式会社ウフルの武石さん
- 各種コンテンツ事業を展開する株式会社CAMのKさん
- KARTEを提供する株式会社プレイドの秋庭、目黒
事例紹介
ココナラの加藤さま
KARTEとココナラの管理画面をシームレスにブラウジングするためのChrome拡張機能についてご紹介いただきました。
主に次のような内容を発表していただきました。
- 同一のユーザーについて、KARTEのユーザー詳細画面とココナラのユーザー管理画面との間を相互に行き来できるようにするためのChrome拡張機能を作成した
- Chrome拡張機能をインストールすると、Chromeの右上に遷移用のリンクを表示できる
- KARTEもココナラも、URLの中にUser IDが含まれているため、それを使ってURLを生成している
ウフルの武石さま
KARTE Datahubを活用した接客自動化の取り組みについてご紹介いただきました。
主に次のような内容を発表していただきました。
- 人気ブランドのランキングを表示する施策を、KARTEで実施している
- 基幹DBからインポートしたマスタデータとKARTEで収集している購買データをDatahubクエリでJOINし、アクションテーブルに格納している
- Datahubと接客のつなぎこみには工数が比較的多くかかるので、まずは手動で接客を実施してみて、成果の出たものだけをDatahubで自動化するように気をつけている
CAMさま
KARTEストアにあるテンプレートをサイトのトンマナに合うようカスタマイズしている事例をご紹介いただきました。
主に次のような内容を発表していただきました。
- ルーレットやスタンプラリーのテンプレートをカスタマイズし、サイト上での接客に利用している
- 動きのあるアクションについても、GIFアニメを自作することでカスタマイズを実現している
- サイトの機能と連携して、ユーザーの興味のあるカテゴリに応じてバナーの遷移先を変えるようなことも実施している
プレイドの秋庭
KARTEを提供するプレイドの秋庭からは、接客アクションのJavaScriptから外部ライブラリを呼び出して利用した事例を紹介しました。
主に次のような内容を発表しました。
- KARTEがフロントエンドで表示するアクション中では、jQueryやMoment.jsなどの外部ライブラリの利用がサポートされている
- サポート外の外部ライブラリについても、スクリプト内からロードできるものについては利用可能
- 外部ライブラリを使うことで、少ないコード量で多くのことを実現できる
プレイドの目黒
KARTEのAPI開発チームに所属する目黒からは、KARTEのエンジニア向け機能アップデートやドキュメントについて紹介しました。(このページの最後に資料の掲載があります)
主に次のような内容を発表しました。
- 2019年9月頃に、KARTEのAPI v1をリリース予定
- 外部サーバーからKARTEへのユーザーデータのリアルタイム連携や、チャットBotとのつなぎ込みが可能に
- 詳細は、KARTE Developer Portalのドキュメントで仕様公開しています
懇親会
事例共有のあとは懇親会。
登壇者の方を中心に、今回も盛り上がっていました。参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。次回も企画中ですので、知見の共有やディスカッションを通して、質問やフィードバックを得たいという方のご参加、お待ちしております。
登壇資料
プレイド目黒の発表資料を公開させていただきます。