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KARTE Datahub新機能 | クエリコレクションリリース!SQLを書かなくてもデータ抽出が可能に

これまではβ版としてクエリコレクションを提供しておりましたが、この度、正式版をリリースすることになりました。本稿ではβ版からの変更点を中心に、クエリコレクションの正式版をご紹介します。

KARTE Datahub(以下、Datahub)は2018年12月のリリースから約半年が経過し、大企業やメガベンチャー、新進気鋭のスタートアップ企業など、規模の大小を問わずご利用いただいております。

Datahubの機能の一つに クエリコレクション という、SQLを1(いち)から書かなくてもKARTEのデータを使った高度な分析や施策のためのデータ抽出が簡単に行える機能があります。

これまではβ版としてクエリコレクションを提供しておりましたが、この度、正式版をリリースすることになりました。本稿ではβ版からの変更点を中心に、クエリコレクションの正式版をご紹介します。

クエリコレクション数の増加

リリース時にはコレクションの数は20個程度でしたが、現在は 約70個 ほどに増えており、より様々な観点でのデータ抽出、活用が可能になりました。以下は一例になります。今後も順次増やしていく予定です。

カテゴリクエリ
サイトを分析したいカゴ落ちデータレポート
日別イベント数の推移
デバイス別UU数、セッション数、PV数
売上を分析したいABC分析
ファンチャート分析
移動平均を利用した日別の売上推移
ユーザーを分析したいユーザーの訪問頻度集計
年代別ユーザー数と割合
ユーザー毎の購入傾向
アンケート結果を分析したいアンケート結果集計
NPS分析(時系列得点推移)
接客サービス結果を確認したいネイティブプッシュの配信時間別分析
チャットのクリック率と問い合わせ数(月別)
全接客アクションの集計値
レコメンドを表示したい商品軸での商品レコメンド
閲覧情報に基づく記事レコメンド
メールを配信したい休眠ユーザーリストの掘り起こし
メールを開封してからn日間後のユーザー
メールを開封したユーザー
ユーザーを抽出したいLINE連携ユーザーの抽出
今月誕生日のユーザー
ユーザーにデータを紐付けたいCPM分析
デシル分析
RFM分析

UI(ユーザーインターフェース)のリニューアル

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正式版のリリースに伴い、UIも全面的に刷新しました。β版で生じていた以下の課題に対して改善を行っております。

課題改善点
どのクエリから使えばいいかわからない計測しているイベントやインストールしている
プラグインに応じて、おすすめのクエリをサジェスト
してくれるように
どんなクエリがあるか直感的に分かりづらい「やりたいこと軸」で検索できるようになり、直感的に
より探しやすいように
データ抽出のための必要条件がわからない必要なイベントやプラグインの情報をクエリ実行前に
確認可能に
クエリの使い方やアウトプットイメージがわからないクエリの使い方の説明やアウトプットイメージなどを
クエリ実行前に確認可能に

検索条件のGUI化(クエリパラメータ機能)

β版ではクエリコレクションをダウンロードした後に対象期間や条件指定のためにSQLを一部変更する必要がありました。この作業はSQLの知識がない人にとってはやや難易度が高いものでした。今回のリリースで条件指定がGUIで行えるようになったので、SQLを全く編集せずにデータを抽出することが可能になりました!

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また、こちらの機能はクエリコレクション内のクエリだけでなく新しくクエリを作成するときにも利用できるので、

  • SQLを書ける人が事前にパラメータ定義を行い、テンプレートを用意
  • テンプレートから設定だけGUIで行いデータ抽出を行う

といった活用もできるようになりました。クエリパラメータの仕様は以下にまとまっております。

クエリコレクションでデータ抽出や活用をより簡単に

クエリコレクションを活用することで、より手軽に誰でもデータ抽出を行えるようになります。
Datahubでは、今後もデータを誰でも簡単に活用できるよう支援していきます。

「KARTE Datahub」サービスサイト: https://karte.io/product/datahub/

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