価値を具体的に切り出した訴求で、アクションのモチベーションアップ (MoneyForward)|App

マネーフォワードMEのコアバリューは、クレジットカードや銀行といった金融サービスを連携することで体験できます。そのため、モチベーションの高いアプリダウンロード直後に、いかに金融サービスとの連携をしてもらうかが重要でした。

課題
外部金融サービスとの連携を促したい
施策
ユーザーが体験できる価値を具体的に切り出してポップアップ施策を実施
結果
金融サービスの連携率が最大+3.42%リフトアップ

課題
外部金融サービスとの連携を促したい

マネーフォワードMEのコアバリューは、クレジットカードや銀行といった金融サービスを連携することで体験できます。そのため、モチベーションの高いアプリダウンロード直後に、いかに金融サービスとの連携をしてもらうかが重要でした。

施策
ユーザーが体験できる価値を具体的に切り出してポップアップ施策を実施

ダウンロード後24時間以内のユーザーの連携を促進するため、「このアプリにクレジットカードや銀行を連携すると、どんないいことがあるのか」という具体的メリットを複数用意し、ポップアップで表示しました。これまでは「連携するとあなたのお金の状態を見える化します」といった抽象的な訴求しかしていませんでしたが、「A. カード利用額」「B. カード次回支払額」「C. 給与の入金通知」という3つの具体的な訴求をすることで、変化があるのかを検証しました。

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結果
金融サービスの連携率が最大+3.42%リフトアップ

施策実施の結果、全ての訴求パターンで効果が出ました。面白かったのは、iOSユーザーかAndroidユーザーかでも効果のいいポップアップが違うこと。端末保持者のユーザー層が違うのかもしれません。中でも「C. 給与の入金通知」を訴求したパターンは、Androidユーザーで連携率+3.42%のリフトアップ が計測されました。 この施策によって、ダウンロード後早いタイミングで、ユーザーに具体的なベネフィットを伝えるべきだということ、さらに、どの訴求内容がユーザーに対してより響くのかということが分かりました。今回の施策で得た知見を次の施策に活かしていきたいと思います。

インタビューイー

中村 麻紀 様

株式会社マネーフォワード / Money Forward ME

https://corp.moneyforward.com/

個人のお金の見える化アプリ。クレジットカードや電子マネー、銀行といった2600を超える金融機関・サービスとの連携が可能で、自動で家計簿が作成されたり、複数の口座の残高が一覧で表示されるなど、自分のお金をまとめて確認できるアプリです。

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