ポップアップで特定機能を紹介するツールチップを実現。機能の利用を促し、アプリ利用時間の増加にも寄与。
株式会社JTBパブリッシングによる、るるぶ+アプリでのツールチップ型・機能紹介ポップアップ施策のご紹介です。
- 課題
- 記事を閲覧する際に便利な機能を紹介することで、記事閲覧数の増加につなげたかった。
- 施策
- 特定のユーザーに、対象機能の位置に合わせたツールチップ型ポップアップを表示した。
- 結果
- 施策表示ユーザーの機能利用率向上、アプリ利用時間の増加にも寄与。
課題記事を閲覧する際に便利な機能を紹介することで、記事閲覧数の増加につなげたかった。
- るるぶ+アプリは、旅行に役立つコンテンツを紹介するメディアであり、1ユーザーあたりの記事閲覧数をKPIのうちの一つとして設定している。
- 記事検索やブックマークなど、記事を閲覧する際に便利な機能を紹介することで、記事閲覧数の増加につながると考えた。
施策特定のユーザーに、対象機能の位置に合わせたツールチップ型ポップアップを表示した。
- 対象機能の位置に合わせた、ツールチップ型のポップアップを表示。
- 例)ホーム画面下メニューのみつけるタブ、記事内のクリップ機能
- クリップ機能は、同一記事を2PV以上閲覧したユーザーのみに表示。
- キャンペーンなどの他施策の有無に応じて、期間ごとに優先度を調整しながら、定常的な施策として運用している。
結果施策表示ユーザーの機能利用率向上、アプリ利用時間の増加にも寄与。
- 施策を表示したユーザーの機能利用率は、みつける機能で約15%、クリップ機能で約8% を記録。
- 施策経由でクリップ機能を利用したユーザーの行動変容を、ユーザーストーリー・行動チェーンで分析 (※)したところ、滞在時間5分以上のユーザーが約4割 いることが分かった。
※KARTE標準機能を利用して、n1分析・ファネル分析を実施 - 当該機能利用を習慣化させることでアプリの滞在時間が長くなり、継続利用につながるのでは という新たな仮説も立てられた。
※集計期間:2024/7/1〜7/31