アンケートを用い、ユーザーに改めて資産運用方針について考えてもらうことで、継続率の上昇を実現(THEO [テオ] by お金のデザイン)

相場不安定時は追加投資を行う機会の一つであるものの、一時的に時価評価額が下落することに伴う損失の拡大を恐れて、出金・解約してしまうユーザーが一定数いました。

課題
相場不安定時に一定数のユーザーが出金・解約してしまう
施策
アンケートで資産運用方針を問い、不安を解消する記事に誘導
結果
回答率は50%を超え、継続率が上昇。追加入金の促進にも繋がる

課題
相場不安定時に一定数のユーザーが出金・解約してしまう

THEO[テオ]では長期投資による運用を推奨しています。
相場不安定時は追加投資を行う機会の一つであるものの、一時的に時価評価額が下落することに伴う損失の拡大を恐れて、出金・解約してしまうユーザーが一定数いました。また、Webとアプリを併用するユーザーが大半ですが、「KARTE for App」のみ未導入であったため、一貫したユーザー体験の向上にも課題がありました。

施策
アンケートで資産運用方針を問い、不安を解消する記事に誘導

「相場不安定時にどのような行動をとるのか」を選択式のアンケートテンプレートを用いてユーザーにヒアリングを行いました。「長期投資の前提なので静観する」「下降時をチャンスだと思って追加入金をする・した」「不安なので運用をやめることを検討する」と3つの選択肢を用意し、さらに回答後に不安定な相場への不安を解消する記事に誘導を行い、相場不安定時の心理状態と行動を具体的に想起させ、自分の資産運用方針について冷静に考えるきっかけを創出しました。
また、「KARTE for App」を導入し、WebユーザーとアプリユーザーをKARTEで統合しました。ユーザーがWeb/アプリどちらを利用するかに関わらず一度だけ施策を出し、ユーザー体験を損なわない設定に配慮しました。

結果
回答率は50%を超え、継続率が上昇。追加入金の促進にも繋がる

相場が不安定でユーザーのサービスへの関心が高まるタイミングでKARTEのポップアップを用いて即座に施策を実施したことで、回答率は50%を超えました。また、アンケート回答後に不安定な相場への不安を解消する記事に誘導した効果もあり、施策未実施の場合と比較して継続率が上昇しました。

さらに、具体的な行動を想起させる設問にしたことで、アンケートを通じてユーザーが長期投資について改めて考えるきっかけになり、同時期にキャンペーンを実施していた相乗効果もあり追加入金の促進にも繋がりました。
今後はアンケートの結果をもとに、ユーザーの資産運用投資の考え方に合わせたコミュニケーションに繋げていきたいとも考えています。

回答率
50%↑

インタビューイー

田谷 翔平 様

株式会社 お金のデザイン / THEO [テオ] by お金のデザイン

https://theo.blue/

THEO のコンセプトは、「プロとAIがいる、おまかせ資産運用。」 毎日を全力で生きるすべての人たちをサポートする、AI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービスです。年齢や現在の金融資産額などの情報から、ロボアドバイザーが、一人ひとりに合った、最大30種類以上のETFからなるポートフォリオを提案します。

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