ジャーニー機能でプッシュ通知の配信を自動化。一定期間アプリを起動していないユーザーの休眠を抑止。

株式会社JTBパブリッシングによる、るるぶ+アプリでの休眠防止プッシュ通知施策のご紹介です。

課題
新規ユーザーを増やせている一方で、休眠ユーザーの割合も高くなっており、休眠を抑止する施策の重要度が高まっていた。
施策
一定期間アプリを未起動のユーザーにプッシュ通知を配信。休眠期間・訴求内容を変え、効果を検証した。
結果
休眠期間が短いプッシュ通知の開封率・再来訪率が高く、記事訴求通知の閲覧率は約34%を記録。

課題
新規ユーザーを増やせている一方で、休眠ユーザーの割合も高くなっており、休眠を抑止する施策の重要度が高まっていた。

  • アプリローンチ後順調に新規ユーザーを増やせている一方で、休眠ユーザーの割合も高くなっていたため、アプリのMAUをグロースさせる上で、休眠を抑止する施策の重要度が高まっていた。
  • 一定期間以上アプリを利用しないと、期間限定の宿泊予約キャンペーン情報などを受け取る機会が減り、ユーザーにとっても機会損失につながる可能性があった。

施策
一定期間アプリを未起動のユーザーにプッシュ通知を配信。休眠期間・訴求内容を変え、効果を検証した。

  • KARTEのジャーニー機能を活用し、休眠抑止を目的としたプッシュ通知を実施。
  • 施策1) 宿泊予約ページ閲覧したあとに、アプリを一定期間起動していないユーザーに、宿泊キャンペーンを訴求
    • 16日休眠、20日休眠、30日休眠で、タイミングを検証
    • ※4週目にリテンション率の減少傾向がある為3週目のタイミングで検証
  • 施策2) 15日起動していないユーザーに、おすすめ記事を訴求
    • 異なる特集ページへの遷移で、効果を検証
⭐️FIX

結果
休眠期間が短いプッシュ通知の開封率・再来訪率が高く、記事訴求通知の閲覧率は約34%を記録。

  • 休眠期間が短い人を対象とした通知が、開封率・再来訪率共に高く、早めに手を打つことが重要だとわかった。
    • 休眠16日目の通知の 開封率が+0.5pt再来訪率が+0.65pt ほど高い傾向にあった。※20日/30日目の平均比
  • また、記事訴求プッシュ通知経由での 記事閲覧率は約34% を記録。
  • 開封率・再来訪率、ユーザー行動傾向を分析し、休眠期間や訴求内容のA/Bテストを週一ペースで振り返り、持続的な改善サイクルを回している。

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