初回起動の翌日と4日後にプッシュ通知を配信。再来訪を促進し、新規ユーザーのリテンション率を向上。

株式会社JTBパブリッシングによる、るるぶ+アプリでのオンボーディングプッシュ通知施策のご紹介です。

課題
アプリインストール後の温度感の高いタイミングで再来訪を促し、休眠率を低減したかった。
施策
初回起動後のオンボーディング期間に、ユーザーの行動に応じたプッシュ通知で、継続的なコミュニケーションを実施した。
結果
1日後プッシュ通知の開封率は8%前後を記録。施策結果からは、初回起動時の体験に関する新たな気づきを得られた。

課題
アプリインストール後の温度感の高いタイミングで再来訪を促し、休眠率を低減したかった。

  • 一定期間休眠してしまったユーザー向けの施策だけでなく、アプリの新規ユーザーの再来訪を早期に促すことで、ユーザーの休眠率低減に寄与するのではと考えていた。
  • アプリインストール後の温度感の高いタイミングで、サービスの価値や利便性が伝わっておらず、再来訪につなげられていないのではという仮説があった。

参考)ジャーニー機能でプッシュ通知の配信を自動化。一定期間アプリを起動していないユーザーの休眠を抑止。

施策
初回起動後のオンボーディング期間に、ユーザーの行動に応じたプッシュ通知で、継続的なコミュニケーションを実施した。

初回起動から1日後に、宿泊予約ページの閲覧有無に応じて、サービスの価値や利便性を伝えるプッシュ通知を送り、オンボーディング施策を実施。

配信出しわけ例

  • 予約ページ閲覧なし:アプリ経由で宿泊予約ができることを訴求
  • 予約ページ閲覧あり:るるぶ+の記事を訴求

上記施策を受けっとったユーザーには、その3日後にもプッシュ通知で別の記事を訴求し、初回起動後の継続的なコミュニケーション を設計。訴求する記事はA/Bテストで効果比較を実施した。

Frame 180

結果
1日後プッシュ通知の開封率は8%前後を記録。施策結果からは、初回起動時の体験に関する新たな気づきを得られた。

  • 1日後プッシュ通知の開封率平均は、8%前後 を記録。
  • 特に、初回起動日に宿泊予約ページ閲覧済のユーザーは、開封率・以降の再来訪率と共に高く、モチベーションが高い傾向にあった。
  • 初回起動時に宿泊予約に興味を持ってもらう体験設計が重要 である、という学びに繋がった。

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