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KARTE for App 設定値配信機能| 管理画面からネイティブ要素の変更が可能に!開発工数も削減可能!

設定値配信という、アプリのアップデートをユーザーが行わなくてもアプリのネイティブ要素であるバナーや文言をKARTE上から変更できる機能をリリースしました。

概要

2018年3月にKARTE for Appをリリースして以降、多くのクライアント様にアプリのCX向上にご活用いただいています。

一方で、アプリ内のポップアップやPUSH通知の施策のみならず、ネイティブのクリエイティブ要素を柔軟に変更し、よりアプリに馴染んだクリエイティブ施策を実施したいというお声をいただいておりました。アプリではネイティブの実装を変更する場合はその都度ストア審査が必要であったり、ユーザーにアップデートしてもらう必要があり、ネイティブ要素の変更にかかる工数やスピードが課題となっておりました。

そこで、設定値配信 という、アプリのアップデートをユーザーが行わなくてもアプリのネイティブ要素であるバナーや文言をKARTE上から変更できる機能をリリースしました。

この機能によって、KARTEで作成したセグメント別に異なるキャンペーンバナーを表示したり、素早くボタンの色やテキストのABテストを実施できたり、さらにはマーケター主導でキャンペーン実装をコントロールすることが出来るようになります。

設定値配信とは

設定値配信とは、アプリのアップデートを行わなくても、ユーザーに合わせてアプリの外観や動作を変更することができる機能です。
設定値配信機能を用いることで、KARTEで作成したセグメント別に異なるキャンペーンバナーを表示したり、ボタンの色や大きさ、テキストなどのA/Bテストを行うことが出来、ネイティブ要素にまで踏み込んだアプリ改善が行えます。

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設定値配信を利用するためには、ネイティブで変更を加えたい箇所を変数化して実装します。その変数をSDKから取得することで、変数の値を管理画面のGUI上で制御することができるようになります。詳しくはサポートサイトをご覧ください。

設定値配信で出来ることについて、実際の事例を交えながらご紹介致します。

MaaS × オフライン / JapanTaxiアプリ事例(JapanTaxi株式会社 様)

課題
アプリユーザーへのエリアごとの告知を最小の開発工数で実現したい
施策
設定値配信を利用し、管理画面からクリエイティブを自由に設定
結果
会員ステータスごとの商品提案で初回購買到達率が向上

JapanTaxiでは施策を打つ上で、キャンペーンエリアにいるユーザーだけに告知を出したり、キャンペーンごとにUI改修をする必要がありました。そのため、施策を実施する度に開発工数が圧迫され、本質的なサービス開発が止まってしまうという課題がありました。

設定値配信機能を使うことで、KARTEの管理画面から対象エリア周辺にいるユーザーのみに告知ポップアップの表示やオフラインキャンペーンの位置をマップ上に示すアイコンの設定を自由にできるようになりました。

KARTEの管理画面からマップ上に自由にクリエティブを設定できる運用体制を構築することができたため、アプリの開発やストアへの申請なしに施策を実施できるようになり、運用効率が大幅に改善しました。

詳しくはこちらApp|設定値配信によりマップ上のクリエイティブを管理画面上で設定できる運用体制を構築し、開発工数を大幅削減(JapanTaxi)

EC / メチャカリ事例 (株式会社ストライプインターナショナル 様)

課題
アプリのTOP画面のバナー出しわけでユーザーごとに情報を届けたい
施策
KARTE for Appの「設定値配信」機能を活用してバナー画像の出しわけを実施
結果
開発コストを抑えつつ、キャンペーンの認知やコンバージョン向上につながった

閲覧数の多いアプリのTOP画面にて、バナー枠を用意し、ユーザーの状況に応じて必要な情報を届けたかったが、ユーザーごとにクリエイティブの差し替えを行うためにはバナー配信システムの開発が必要であり、すぐには取り組めませんでした

そこで設定値配信を活用し、KARTEに送信しているデータ(会員属性など)を元に、アプリTOP画面のバナー画像の出しわけを実施。非会員・無料会員に対しては、実施中のキャンペーンを表示し、有料会員に対しては、重要なお知らせを表示。特定ユーザー(KARTEで作成したセグメントを使用)に向けたバナー配信を、期間や訴求したい内容に応じて開発チームへの都度依頼不要で、KARTEの管理画面から自由に配信できるようにしました。結果、開発コストを抑えつつ、キャンペーンの認知やコンバージョン向上につながりました。

事例1 挿入画像

詳しくはこちらKARTEでアプリTOP画面のバナー出しわけを実施し、 バナー配信における開発工数を大幅に削減。(メチャカリ)|App

EC / メチャカリ事例 (株式会社ストライプインターナショナル 様)

課題
ネイティブアプリの画面上でA/Bテストによる仮説検証を行いたい
施策
KARTE for Appの「設定値配信」機能を利用してA/Bテストを実施
結果
A/Bテストにより効果の最大化に向けた取り組みを実現できた

ネイティブアプリの画面上で、A/Bテストによるコンバージョン最大化のための仮説検証を行いたかったが、都度発生する実装工数が課題としてあり、A/Bテストをするハードルが高いという状況でした。

そこで設定値配信を活用し、アプリ画面内のネイティブ要素の一部をKARTE管理画面側から設定したクリエイティブに書き換え可能とし、複数パターンの訴求内容でのA/Bテストを実施。CVR向上に寄与するとともに、KARTEの管理画面上で表示条件、内容、期間を柔軟に設定できるため、運用担当者のみでアプリ内画面要素の複数パターンでのA/Bテストを行えるようになりました。

事例2 挿入画像(案3)

詳しくはこちらアプリネイティブ画面上の一部の要素をKARTEで書き換え。 複数パターンでのA/Bテストが可能に。(メチャカリ)|App

EC / メチャカリ事例 (株式会社ストライプインターナショナル 様)

課題
CTAボタンの文言を変更することで、CVRが向上するかの検証をしたい
施策
KARTE for Appの「設定値配信」機能を使って、CTAボタンの出しわけを実施
結果
開発工数を最小限に抑え、コンバージョン向上に繋がる勝ちパターンの仮説検証を行えた

商品詳細画面を閲覧しているもののコンバージョンせずに離脱してしまうユーザーに対し、CTAボタンの文言を変更することで、コンバージョンを向上できるのではという仮説がありました。一方で、実際にリリースをしてみないと効果が出るかは分からないため、開発工数を極力抑えた形で仮説を検証できる方法を検討していました。

そこで設定値配信を活用し、商品詳細画面において非会員/無料会員と有料会員ごとにCTAボタンの出しわけを実施。アプリ側に実装されたボタンのカラーと文言を変数化して切り出し、KARTE管理画面から自由に設定できるようにしました。CVR向上に寄与するとともに、KARTEを使ったボタン文言変更の初期実装は5人日ほどで実現でき、効果に繋がる正解が見えない中で開発工数を最小限に抑え、コンバージョン向上に繋がる勝ちパターンの仮説検証をできました。

事例3 挿入画像

詳しくはこちらKARTEを活用して、ユーザー毎にCTAボタンの出しわけを実施。担当者のみで最小工数での仮説検証が可能に。(メチャカリ)|App

EC × オフライン / PAL CLOSETアプリ事例 (株式会社パル 様)

課題
店舗の周辺にいるユーザーに来店促進したい
施策
店舗周辺のアプリユーザーにジオプッシュを実施
結果
アプリのハードコードを必要とせず、最小限の工数で運用体制を確立

自社ブランドが複数出店している複合型店舗「ベースヤードトーキョー」への来店促進施策ができないかと考えていました。店舗の周辺にいるアプリユーザーに対してプッシュ通知を配信することで来店促進するジオフェンス施策も検討していましたが、実現のためにはネイティブへのハードコードが必要となり、開発工数がかかる点やPDCAのスピードが遅い点が懸念され実現に至っていませんでした。

設定値配信を活用することで、ジオフェンスの領域情報(緯度経度情報や中心点からの距離)を変数化して切り出し、KARTE for Appの管理画面から自由に設定できるようにすることで、「ベースヤードトーキョーから半径1km」などのジオフェンスを管理画面から簡単に設定できる運用を実現しました。さらにジオフェンスにユーザーが入ったタイミングでイベントを取得することで、そのイベントをトリガーにユーザーにプッシュ通知を配信しユーザーの来店を促す、ジオプッシュの施策を実施しました。

ジオフェンスの値をネイティブにハードコードせずに管理画面から設定できるようになり、結果として開発工数の削減やPDCAをスピーディーに回せる運用体制を確立することができました。

詳しくはこちらApp|ジオフェンス×設定値配信により、最小限の開発工数で店舗への来店促進施策を実現(PAL CLOSET)

KARTE for Appで施策実行をもっと自由に!

KARTE for Appでは、今後も様々な機能の開発やクライアント様のご支援によってアプリ上でのより良い顧客体験の創出を支援してまいります。

今回ご紹介したネイティブ要素の変更によるPDCAの効率化や開発工数削減をはじめ、アプリの運営においてお困りの方はお気軽にご相談ください。

「KARTE for App」サービスサイト: https://karte.io/product/app/

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