ユーザーの行動をもとに、関連性の高い新着記事をプッシュ通知でお知らせ。全配信と比べ、開封率は約1.7倍に。
株式会社JTBパブリッシングによる、るるぶ+アプリでの新着記事のお知らせプッシュ通知施策のご紹介です。
- 課題
- ユーザーの閲覧・行動履歴をもとに記事をお知らせし、サービスの有用性を感じてもらいたかった。
- 施策
- 過去の閲覧・クリップ歴に応じて、新着の関連記事をプッシュ通知でお知らせ。
- 結果
- 全配信と比べ、開封率は約1.7倍に。クリップ記事と関連する通知により、クリップ機能利用のメリット強化にも貢献。
課題ユーザーの閲覧・行動履歴をもとに記事をお知らせし、サービスの有用性を感じてもらいたかった。
- アプリに何度も来訪し複数の記事を閲覧してもらうことで、自分にとって役立つ情報があるというサービスだと感じてもらいたかった。
- そのために、ユーザーの閲覧履歴やアプリ内での行動履歴を元にした、記事のお知らせが有効だと考えた。
施策過去の閲覧・クリップ歴に応じて、新着の関連記事をプッシュ通知でお知らせ。
- 過去の閲覧記事と同じエリアや、過去に閲覧&クリップ(保存)した記事と類似テーマ の、新着記事をリリースしたタイミングで、プッシュ通知でお知らせ。
- プッシュ通知の文言/訴求内容、送信タイミング(時間帯・曜日)に応じた効果を比較検証 し、継続的な振り返り・改善を実施。
結果全配信と比べ、開封率は約1.7倍に。クリップ記事と関連する通知により、クリップ機能利用のメリット強化にも貢献。
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セグメントに絞って配信することで、全ユーザー向けのプッシュ通知と比べ、開封率が約1.7倍 を記録。
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エリア別の通知開封率の傾向を比較し、今後の通知文言や配信タイミング、アプリ内記事コンテンツ改善に活かせる 示唆を得られた。
┗ 関東エリア閲覧者向けの通知開封率は、他エリアと比べ低かった。一方で、観光スポットの記念日に絡めた通知は開封率が高かった。→ 関東エリアは競合サイト等が多く、王道情報の需要が低い という仮説が立てられた。 -
ユーザーがクリップ保存した記事と類似テーマの記事をお知らせすることで、クリップ機能利用のメリット強化 にも繋がった。