新年特別企画。2023年、KARTEでできるようになったことをまとめてご紹介!│KARTE Friends Meetup vol.32
2024年1月に開催した今年最初のMeetupである「新年特別企画!KARTE Friends Meetup 新年会」。こちらのレポート記事では、各プロダクトの1年の機能リリースなどの発表内容をご紹介します。
2024年最初のKARTE Friends Meetupは、「新年特別企画!KARTE Friends Meetup 新年会」と称し、KARTE Web、KARTE for App、KARTE Message、KARTE Blocks、KARTE Signalsのプロダクト担当者より、この1年(2023年)の機能リリースなどをまとめて発表いたしました。こちらのレポート記事では、発表内容をご紹介してまいります。
KARTE Web│KARTE Friendsの声とともに着実に進化!
KARTE Webの発表ではデザイナーの石垣より、リリースされた多くのアップデートから厳選した内容を紹介。
まずご紹介したのは、計測タグの刷新について。計測タグ内部のスクリプトサイズを圧縮し、計測タグを埋め込むことによるパフォーマンスへの影響を最小限に抑えるようにしました。
また、KARTE Web自体の主要画面の読み込み速度の向上、グローバルナビゲーションのデザインアップデート、デザインシステム(SOUR)の適用の開始などを発表いたしました。
最後には、KARTE Friendsからのフィードバックをもとに行った改善施策も一部ご紹介。
- 配信予約時間を15分単位で設定可能に(以前は1時間ごとのみ対応)
- 日本の祝日をインポートし、休日設定を効率的に設定可能に
- 配信優先度設定の柔軟化
- 接客サービスの公開数と上限数を表示
KARTE WebがKARTE Friendsとともに進化しつづけていることを改めて実感できるプレゼンテーションでした。
KARTE for App│アプリの継続利用を支援するメジャーアップデートを実施
2023年3月にメジャーアップデートを実施したKARTE for App。アプリの継続率向上をより一層パワフルにサポートするための改善を行っています。その詳細や裏側は、プレスリリースやCX Clipでもご紹介させていただきました。
アプリ向けCXプラットフォーム「KARTE for App」がメジャーアップデート
アプリの成長に、ユーザーとの関係構築は必須に。ユーザーのエンゲージメント向上を支える「KARTE for App」の進化
今回の発表ではその内容の一部をKARTE for Appチームの大木より改めてご紹介。
まずは、複数のWeb接客を紐づけてジャーニーを構築できるジャーニー機能についてご紹介。「このボタンを押したお客様にはAの接客を実施する」といった条件分岐が設定可能になり、線でつながったパーソナライズされた体験をユーザーに提供できるようになりました。
また、KARTE Messageにおけるアプリ分野でのアップデートについてもご紹介。SQLを使わずにメッセージの対象者リストを作成できる機能の実装、分析レポート機能のアップデート、大規模配信速度の改善など、プッシュ通知の配信をより簡単にスピーディに実現する複数のアップデートが行われました。
KARTE Message│事例も続々登場。ユーザーコミュニケーションを一括管理!
2022年11月にリリースされたKARTE Message。メール、プッシュ通知などマルチチャネルに対応し、各プラットフォームでパーソナライズ配信が実施・分析できるプロダクトです。
KARTE Messageの発表では、リリース以降に生まれたさまざまな事例をKARTE MessageのPMM 冨里よりご紹介。
ある商品を購入したユーザーに、その商品を着まわしたスタイリングを数日後に追加で紹介する配信を行ったURBAN RESEARCH ONLINE STOREの事例や、ポップアップで使用したデザインの中から結果が良いものをメールコンテンツに活用して業務効率化を行ったラクスルの事例など、すでにさまざまな活用方法が生まれています。
KARTE Messageを活用しプッシュ通知配信速度を向上。ライブコマース参加者が4倍に増加。
KARTE Messageのアプリプッシュ通知で、配信対象ユーザーの抽出をより簡単、スピーディに実現。
プッシュ配信から振り返りまでをKARTEにまとめて、全体を俯瞰した振り返り・改善の検討が可能に。
KARTE Messageを活用し、1,100万人以上の会員と1to1のコミュニケーションを実施したアルペンの事例もプレゼンテーション内で紹介いたしました。こちらの事例については、過去にCX Clipでもご紹介させていただいておりますので、詳細を知りたい方は下記をご覧ください。
1,100万人以上の会員と1to1のコミュニケーションを。アルペンがKARTE Messageを選んだ理由|KARTE Friends Meetup vol.30
KARTEとの連携や各メッセージプラットフォーム対応など、2023年に行ったプロダクトアップデートについても共有させていただきました。
KARTE Blocks│変革の一年。誰でもできるサイト改善をサポート
「昨年は変革の一年だった」と語るKARTE Blocks プロダクトマネージャーの大東。KARTE Blocksは、タグを貼るだけでサイトのあらゆる要素をすぐに改修、素早く仮説検証を重ねて継続的なパフォーマンス向上を実現するリーン・サイト運営プラットフォームです。2023年12月にはメジャーアップデートの実施をアナウンスしました。
メジャーアップデートでは、5つの機能がリリースされました。
- ブロックストア
あらゆるサイトでワンクリックで組み込みできる汎用的なテンプレートを40種類以上提供開始 - ダイナミックブロック
レコメンドやランキングなど、ユーザーに合わせてブロック内の動的なコンテンツを表示可能に(限定公開β版) - ページプレビュー
複数かつ個別に管理されるブロック編集・配信状況を1つのページとして立体的に可視化 - ユーザー別の効果探索
A/Bテストなどの施策実施後に、複雑なデータ解析なく、瞬時にユーザーセグメント別の効果を可視化 - ライブ連携
ユーザーごとのサイト閲覧時の様子を動画で再現、追体験するKARTE Live機能との連携、包括提供
KARTE Blocksのメジャーアップデートの詳細はこちらで紹介しておりますので、こちらをご覧ください。
正式版リリース後初となるKARTE Blocksのメジャーアップデートを実施!
有益だった施策は? チームコミュニケーションの工夫は?サイト改善のコツをパネルトーク│KARTE Blocks Friends Meetup vol2
KARTE Signals│2024年は「つないで」「可視化」した、その先へ
1st Party Dataを活用し、広告効果の改善に寄与するKARTE Signals。
2023年10月に開催されたad:tech tokyoでもパルにおける広告配信最適化を実現するKARTE Signalsの活用事例が共有され、その様子はCX Clipでもご紹介しています。
1st Party Dataを活用し、広告運用を最適化。OMO戦略を推進するパルのKARTE Signals活用とは
KARTE Signalsでもさまざまな事例が生まれています。今回のイベントでは、1st Party Dataを広告に自動連携することで、工数削減と同時に、見込み客の獲得改善を行うことができたSmartHRの事例などを、KARTE Signals Team Headの武石よりご紹介いたしました。
SmartHRがKARTE Signalsを通じたVBB型広告運用事例を発表
MAツール内のリストを広告媒体へ自動連携し工数削減、親和性の高い見込み顧客の獲得を改善。
2023年のリリース内容として紹介したのはDashboard機能。複数広告媒体レポートの自動取込、KARTEで解析するデータやオフラインデータとの統合、長期視点の指標での広告評価ができるようになります。
最後には2024年の展望を発表。1st Party Dataを収集し、媒体へデータ連携をするConnectorの機能と、それを可視化するDashboardの機能の “次”となる施策を2024年は仕掛けていくという話で締めくくられました。
各プロダクトからの案内が終わったあとは、グループに分かれてのディスカッション。新年ということで色紙に「今年の抱負」を書いていただき、今年チャレンジしたいこと、悩みの共有などを行っていただきました。
そのままイベントの第二部として、グループに限らず多くの方との交流タイム。
KARTE Friends Meetupでは、KARTE Friends向けに、KARTEの最新機能や実際の活用事例について共有しています。Friends同士やプレイド社員との交流の機会も設けておりますので、KARTE Friendsの皆様はご都合が合う際にはぜひお越しください!